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意外と大事なポイント?転職サイトと転職エージェントの違いとは?
これら二つの違いについてしっかり把握していないと、自分に合わない就活スタイルで進めてしまい、お金・時間を無駄にしてしまう、というケースに陥ってしまう可能性があります。
ですので、最後までしっかり見ていただきこれら二つの違いについて知識をつけていきましょう!
既卒・第二新卒で就活・転職する際に必ずどちらかお世話になるのが
- 転職サイト
- 転職エージェント
のどちらかですが、この違いについてご存知でしょうか?
僕も第二新卒で就活していた時はとりあえずネット上で、
「転職サイト 第二新卒 オススメ」などのキーワードで検索して出てきた転職サイトに登録しました。
しかし、結局自分の就活スタイルに「転職サイト」は合わなかったので、
結局現在就業している企業は「転職エージェント」のコンサルタントに紹介を受けた企業です。
とりあえず転職には成功し、「転職サイトを通した就活方法」はわかったものの、
もっと早く転職エージェントを通して就活していれば、時間とお金をもっと削減できたかなあと今でも思います。
実際に、「転職サイト オススメ」でネット上で調べて出てきた検索結果で、
転職エージェントと転職サイトをごっちゃにしているサイトをしばしば見かけます。
既卒・第二新卒の方々にとって、些細な事ですが、
「自分にはどっちを利用するべきなのか?」を知っておくだけでも、
僕のように時間とお金を無駄にする事なく効率的に就活をする事ができます。
じゃあ、その違いってなに?→徹底比較してみました!
それでは、まず最初に簡単に下記の表で「転職サイト」と「転職エージェント」の違いを確認していきましょう。
下記表での評価は、
- ◎…非常に良い
- ○…良い
- △…うーん、、、
の三段階で評価しています。(個人によって良し悪しが分かれるので、×の表記は今回は無しにしています。)
転職サイト | 転職エージェント | |
①就職活動の期間 | ○:自分のスタイルに合わせて期間を変更可能 | ◎:通常は1〜2ヶ月だがコンサルタントと相談して調整できる |
②自分の強み・自己分析 | ○:各転職サイトのサービスにある自己分析ツールで判断可能 | ◎:コンサルタントが自分では気づかなかった良さ・強みを発見してくれる。 |
③気軽さ | ◎:その日から就活を開始できるのでGOOD | △:コンサルタントのヒアリング→求人紹介の流れになるのであまり気軽ではない |
④各種選考対策 | △:自力で調ベるor転職サイト上のコラムから転職ノウハウを閲覧できる | ◎:履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策も行ってくれる |
⑤情報量 | △:求人上や企業のホームページなどを閲覧して情報収集 | ◎:求人上のみではわからない情報をコンサルタントが教えてくれる |
⑥求人数 | ◎:自分が気になった求人に何社でも応募できる | △:コンサルタントが厳選して求人を紹介するので少なめ |
⑦内定獲得率 | ○:自分で身につけた転職ノウハウを使って選考を受ける必要あり | ◎:コンサルタントが対策・フォローを行うので内定獲得率は高い |
⑧スケジュール管理 | △:自分自身で行う必要あり | ○:コンサルタントが面接日時の調整など行ってくれる |
⑨入社後の条件交渉 | △:自分自身で行う必要あり | ◎:コンサルタントにお任せできる |
①就職活動の期間
転職サイトで就活をすると、自分にあった企業を探すところからまず始まり、書類選考・面接の段階を踏み、
自分のペースで就職活動を進めていけるので、短期か長期かを決めるのは自分次第、という事になります。
一方転職エージェントを利用した場合は、コンサルタントと一緒に着実にステップを進めていけるので、
週単位での転職成功は難しいですが、1ヶ月〜長くて3ヶ月の就活のスパンが一般的です。
もちろん、転職エージェントのコンサルタントにも、自分のペースで就活を進めていきたい方は交渉してみるのも手です。
②自分の強み・自己分析
転職サイトを利用した場合は、各転職サイトが持つ自己分析ツールなどを使用して自分でも気づかない強みや特性を発見できるのに対し、
転職エージェントを使用した場合も同様もしくはコンサルタントに相談する事で判断できますが、
より詳細にその強みを志望先選びや、面接にどう活かしていくかというような、更に進んだアドバイスも貰う事ができます。
③気軽さ
これは転職サイトが圧勝です。
転職サイトの場合は、転職サイトに登録したその日からすぐに求人に応募できますし、求人検索も気軽にする事ができます。
転職エージェントを利用する場合は、まず登録後、電話連絡を受け可能な人はエージェントのオフィスに来社し、
ヒアリングで希望条件などを伝えた後に求人紹介という流れに入ります。
もちろん、非公開求人という一般には公開されてない求人を紹介していただけたり、
求人の情報量は転職エージェントの圧勝ですが、こと「気軽さ」という点では転職サイトに劣ります。
④各種選考対策
転職サイトを利用する場合は、履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策に関して自分で調べて選考に臨む必要があります。
特に初めて既卒・第二新卒として就活していく場合、
自分で学んだ就活ノウハウが実際に通用するかどうかを自分の志望企業で試すのはリスクがあります。
そこで転職エージェントを利用する事で、履歴書・職務経歴書の書き方はもちろん、
各業界・職種・企業に通用する面接対策などの転職ノウハウを教えてもらえます。
これにより、転職エージェントを利用した方が内定率が高い事がお分かりだと思います。
⑤情報量
転職サイトを利用する場合、その求人に関しての情報は求人上や企業のホームページ、ネット上でしか把握する事ができませんが、
転職エージェントを利用した場合は、求人上の情報はもちろん、
その企業の社風や人間関係・定着率などの求人上だけではわからない情報を教えてもらう事ができます。
こうした生の情報が事前にわかる事で入社してからの「聞いてたのと違う…」といったようなミスマッチが無くなります。
また、ブラック企業を避けるという意味でも転職エージェントを利用する事がオススメです。
特に中規模転職エージェントの場合はそもそもブラックと呼ばれる業界・求人の扱いをお断りしています。
⑥求人数
こちらは「閲覧・応募できる求人数」という意味では、転職サイトに軍配が上がります。
転職サイトは、公開求人しかないので、自分で興味がある求人に関しては何社でも応募できるのがメリットです。
一方転職エージェントは、取扱求人数は多いものの、コンサルタントがあなたにマッチする求人を選んで紹介するので、
実際に巡り会う求人は1エージェントあたり多くても10件いくかいかないかです。
また、エージェントによってはサイト上で求人を閲覧できるエージェントもありますが、
基本的に転職サイト程多くは閲覧・応募できないと考えていいでしょう。
⑦内定獲得率
転職サイト、転職エージェントどちらも、自分が志望している企業から内定を獲得できるかどうかは最終的には自分次第となってはくるのですが、
転職エージェントを利用した場合、面接終了後に熱意やあなたの優れている部分を、
希望すればコンサルタントが志望先に伝えてくれる事があります。
これにより、合否が左右される事や面接をもう一度セッティングしてもらえるといったケースも少なくありません。
従って、内定獲得率に関しては転職エージェントを利用する方が自分が志望している企業から内定を得る確率は高いと言えます。
⑧スケジュール管理
スケジュール管理に関して、転職サイト利用の場合、自分一人で就活を進めていく事になりますので、
もちろん面接日程の交渉や、書類の締め切りなど、スケジュール管理も一人でしなくてはいけません。
転職エージェントを利用した場合、面接日程や書類の締め切りに関して交渉してもらえますし、
メールで選考前日にリマインドしてくれますので、うっかり忘れ防止にもなります。
⑨入社後の条件交渉
主に面接日程、給与面の交渉になりますが、
こちらは転職エージェントを利用した方が圧倒的に有利です。
転職サイトを通しての場合、基本的には求人表に掲載の給与、もしくは内定後に自分で交渉する必要があります。
しかし転職エージェントを利用した場合、コンサルタントがしっかり行ってくれるので、その分自分の就職活動に専念できます。
また、退職の際にもわからない事があればコンサルタントに相談しながら進めていけます。
ざっくり簡単に言うとどっちがいいの?
既卒・第二新卒の方々はどちらを使えばいいの?という質問に関して、簡単に言うと…
- やりたいことが明確、自分のペースで就活していきたい、いろんな求人を見たい既卒・第二新卒の方々→転職サイト
- やりたいことがわからない、初めて既卒・第二新卒として就活を進めていく方々→転職エージェント
となります。
どっちが自分に合っているのかわからない、という既卒・第二新卒の方々は両方使うのもありです。
ただし、転職サイト上で応募した求人と転職エージェント経由で応募した求人が稀に被ってしまうケースもあります。
こうなると、内定取り消しの事態もあり得るのでこの点だけ十分に注意しましょう。
転職サイトと転職エージェントの違いまとめ
「転職サイト」と「転職エージェント」の違いはお分かり頂けましたでしょうか?
あなたにあった転職活動のスタイルで転職活動を成功させていきましょう!!
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