ここでは今回は「既卒・第二新卒で保育士を目指す」という事についてご紹介します!
今日のコロナ禍の影響で有効求人が減少している中、保育業界も例に漏れず、転職市場がレッドオーシャンとなっています。
そのため、既卒や第二新卒で保育士を目指す就活を進めていくには、以下のようなエージェントの利用が必須と言えるでしょう。
目次
既卒・第二新卒で保育士!ホワイトな環境で可愛い子供たちに囲まれて仕事をしよう!
無邪気に遊ぶ子供ってカワイイですよね!そんな子供達に囲まれながら働いてみたい!
そう思って保育園・幼稚園・託児所に就職したはいいけど、
- 「思っていた以上に勤務時間が長すぎて大変…」
- 「社内の人間関係がドロドロしすぎて辞めてしまった…」
- 「お局に苛められて退職してしまった…」
保育士として働く事を諦めた訳じゃないけれども、
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回この記事では、そんな方々向けに保育士業界の内情を解説し、もう一度保育士としてリベンジするために今後の流れをレクチャーしていきます。
保育士の求人数・求職者数は?
まずは、「厚生労働省 平成27年 保育士等に関する関係資料」より、現在の保育士業界の状況がどうなっているのかを解説していきたいと思います。
全国の保育士の求人・求職の状況について、求職者は平成23年から平成27年にかけて15,000人~25,000人でほぼ横ばいですが、
求人数に関して平成27年には40,000件まで伸びています。
簡単に言うと求職者数に対して求人数が伸びている状態ですので、人手不足であると言う事ができます。
また、求職者数の対前年増減比でも、平成27年にはマイナス2,000人という結果が出ている事からも、求職者数の減少が伺えます。
平成25年時点では全国で保育士が約407,000人、同省が平成29年に発表した「保育士確保プラン」は463,000人の数値を設定。
毎年、保育士は社会福祉施設を除く保育所等に新卒の方々が約2万人、そして業界からは約3万人が退職している状況です。
なぜ、多くの退職者がでてしまうのでしょうか?
それは、労働環境と賃金体系が大きく関係していると言われています。
あまり良くない?保育士の給料と労働環境について
なかには知人などから「保育士の給料が安い」などという声を良く耳にするかと思いますが、実際の保育士の給与と労働環境について見ていきます。
保育士の給与とはいったいどれくらい?
- <男女計>
平均年齢:34.8歳 勤続年数:7.4年 現金給与額:21万6千円 - <男性>
構成比:6.6% 平均年齢:31.4歳 6 勤続年数:6.3年 現金給与額:23万9千円
20歳~24歳の平均年収:260万5千円、25歳~29歳の平均年収:317万1千円 - <女性>
構成比:93.4% 平均年齢:35.1歳 勤続年数:7.7年 現金給与額: 21万4千円
20歳~24歳の平均年収:257万4千円、25歳~29歳の平均年収:294万円
となっています。
また、国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、
- 20歳~24歳の平均年収:246万円
- 25歳~29歳の平均年収:339万円
となっているので、若年層の保育士の年収は全職種の平均年収と肩を並べるぐらいの数値である事が分かります。
しかし「東京都保育士実態調査報告書」のデータでは、「現在の職場に対して日ごろあなたが改善してほしいと思っている事柄はありますか」
と言う質問に対し、59%の方が「給与・賞与等の改善」を求めている、ということも分かっています。
上記のデータから、保育士の2人に1人が給与について不満を持っていることが分かります。
保育士の年収に関して、一般的には平均年収が350万円を下回る職種は低い部類に入ります。
しかし、毎年2万人以上が新卒の保育士としてこの業界に入ってくる事からも、子供が好きな方にとっては非常にやりがいのある仕事ということができます。
保育士の残業が多い?労働環境の傾向と対策もご紹介!
保育士の残業に関して、やはりわんぱく・元気一杯の子供達と一緒に生活している中では様々なトラブルがつきものです。
加えて、子供達との相手だけではなく子供達との親との面談や事務仕事があるので、残業が発生しやすい傾向があります。
しかし、今日の「保育士不足」の問題もある中で、保護者のニーズに合わせて
- 早朝保育
- 延長保育
- 夜間保育
といった様々働き方の形態を取った保育園も登場しており、24時間体制の保育園の場合は、交代制のシフトによって勤務時間が管理されているので、以前に比べて働きやすくなってきています。
ご自身に合った働き方ができる労働環境を備えた保育園で働くことができれば、無理のあるサービス残業を減らす事ができ、あなたの幸せにも繋がります。
現在就業中の保育園に不満を持ったまま働き続けるよりは、思い切って転職するといった決断をするのも一つの選択肢です!
保育士の構成人数、経験年数と離職状況とは?
保育士の勤続年数毎の構成人数のデータは下記の通りとなっています。(第二新卒世代のデータを参照しています。)
公営 | 私営 | 合計 | |
全体 | 120,571人 |
196,575人 |
317,146人 |
勤続2年未満 | 12,136人 | 35,256人 | 47,392人 |
勤続2年以上4年未満 | 12,439人 | 30,766人 | 43,205人 |
※保育士等に関する関係資料より
また、全体の離職率は10.3%、私営保育所においては12%となっています。
- 公営・・・市町村によって運営される保育所、人事異動があっても同じ自治体の中であるので、異動先の方針や働き方についてあまり変わる事がない保育所。公営で働く方は「公務員」の扱いとなります。業務時間・内容もほぼ同一です。
- 私営・・・公営と違い、法人や個人が運営する保育所です。園長や経営者の考えや方針によって働き方が左右される場合があります。私営で働く方は「会社員」の扱いとなります。業務時間・内容は所属する保育所によって違いがあります。
私営の離職率の方が高いのは、業務時間やその方針、職員同士の人間関係が保育所によって様々であるので、うまくいかない・合わないといった可能性が公営よりもある為です。
また、保育士の資格を所持している潜在的保育士(保育士の資格は持っているが実際に保育士として働いていない方)は全国で118万6千人となっています。
そして勤務者数の推移は平成18年の36万人から平成25年の42万7千人と、少しづつ伸びてきてはいますが、現在でも慢性的な保育士不足の状況は変わっていません。
冒頭でも述べました「保育士確保プラン」では平成29年までに、新たに必要な保育氏の数を6.9万人と定め、平成30年以降も継続的な保育士確保を狙いとした動きも始まっています。
特にその中では保育士不足に向けた「4つの柱」として
- 人材育成
- 就業支援継続
- 再就職支援
- 働く職場の環境改善
を掲げています。
この現在の保育士不足という状況は、裏を返すと、既卒・第二新卒の方々にとっても売り手市場と言えます。
ですので、保育士でもう一度、もしくは新たにスタートを切ろうとしている既卒・第二新卒の方々や、潜在的保育士の方々、未経験でもこれから保育士の資格を取ろうと考えている方も
と「保育士になる」という目標に向けて邁進する価値が十分にあると言えるでしょう。
離職しない為の良い職場の探し方!
保育士への就職・転職活動をしている方にとってこの悩みはつきものです。
そこで、どうすれば良い職場に巡り合えるかを説明します!
園見学をしてみる
保育士の就職活動において大事なのがこの「園見学」です。
一般的な民間企業は会社説明会はあっても、職場内部や職場でどういった人が働いているか見学できる企業は少ないです。
しかし保育士の場合、事前に申し込みをする事によって自分の興味のある保育園を見学する事ができます。
園見学をすることにより得られるメリットは2つあります。
実際に働く場所に赴く事で働く自分のイメージがつきやすくなる。
ホームページ等のネットの情報だけでは分からない情報、例えば、
- 実際の園内の状況
- どんな園児、職員がいるのか
- 雰囲気
- 職員の働き方について
実際に足を運び目で見る事でこれらを肌で感じ取る事ができます。
これにより、入った後の「こんなはずではなかった…」というようなギャップを極力減らす事ができます。
就職・転職活動がよりスムーズになる!
園見学をすることによって就職・転職活動がスムーズになる場合があります。
なぜかと言うと、同日に面接を組んでもらえる場合があるからです。
園見学をする際には園内の園児からはもちろん、職員の人からも見られている、という点に注意しましょう。
あまり緊張はせずに、且つ失礼の無いように基本的なマナーや忘れ物には十分注意して望んでくださいね。
保育士専門の転職エージェントに相談してみよう!
離職しないように自分に合った保育園(職場)を探す方法をご紹介しましたが、保育士が次の就職・転職に使うべきパートナーとして「保育士専門の転職エージェント」が挙げられます。
保育士の就職活動でも転職エージェントを利用する事によって保育士に関する専門知識、業界知識に長けたコンサルタントがあなたの就職・転職活動をサポートしてくれます!
もちろん就職・転職活動における求人の紹介や履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策も行ってくれるので、これはありがたいですね。
更にコンサルタントから得られる情報は求人サイトのみで得られる情報よりも密であるので、
- 「園見学」
- 「転職エージェント」
を利用して、効率的に妥協の無い就職・転職活動にしていきましょう。
下記でオススメの既卒・第二新卒で保育士として使いたい転職エージェントをいくつかご紹介しますので、
就活の仕方がそもそもわからない…と言う方々こそ、これらを利用して就活をしていく事がマストになります!
既卒・第二新卒で使いたい保育士の転職エージェント
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