飲食業界のブラックさを暴露!
私は、現在米軍基地内のホテルで勤務しています28歳の男性、holyjackと申します。
まだ正社員としては勤めて半年しか経っていませんが、ようやく試用期間を終えたところで内心ホッとしています。
これから私がお話する内容は、新卒として卒業し就職したゼンショーグループの一会社である、某牛丼チェーン店におけるブラックな勤務内容です。
研修内容からしてブラックだった業務内容…
まず4月1日に研修として、グループ企業に就職した全員で千葉県の鴨川のとあるホテルで全体で行うのですが、この内容からしてすでにブラックでした。
移動する時には小走り(つまり、歩いてはならない)で移動し、1秒たりとも時間を無駄にしないという概念を徹底的に教え込まれます。
そして、ゼンショー憲章という理念集と用語集を渡され、これを完全に暗記することが求められます。
毎日テストが行われ50点満点当たり前!という異様な雰囲気の中で行われ、間違えたものは晒しものになっていました。
チームで1人でも50点満点を取れなかった人がいれば、連帯責任でもう一度全体がテスト受け直しであるために、チーム内で連帯が生まれるばかりか、ギスギスした雰囲気になってしまいました。
また、それ以外にも店舗の改善点を挙げてまとめる、という研修がありましたがこの時点で何度提案しても教官からダメ出しをされ、
「もっとほかにあるだろ」といった抽象的な指示ばかりだされ結局朝の5時まで寝ることなく作成し、そのあと1時間だけ寝て6時からのマラソンに参加するという極めて厳しい研修も経験しました。
研修が終わった後の本配属も地獄だった…
研修が終わって、現場に出されるとさらに状況は厳しくなります。
8時間勤務は甘い、と先輩や同期から突っ込まれ、基本的に一日10時間を切る勤務はありませんでした。
また、朝8時から夜10時まで勤務した後に「バイトがぶっちしたのでそのまま続けて」の電話一本で24時間勤務をしたことも一度や二度ではありません。
いわゆる、「ワンオペ」も何度も経験した事があります。
その時に、大勢のお客様が来店し対応できなかったばかりか、急いでいたために熱湯で手を大やけどしてしまい救急車で勤務が終わった後に搬送されるということもありました。
幸い、後遺症は熱湯だったために残りませんでしたが、油に手を突っ込んでいたらと想像した時に辞職することを決意しました。
現在は、これらの経験から学んで公務員ではありませんが、極めて公務員の立場に近い基地従業員という仕事を選んで働いています。
これから就職する皆さんへメッセージ!
上記の経験から皆さんに注意して頂きたいことは、どう考えても無理な量の仕事を無理だと言わせない雰囲気があることに注意してほしい、ということです。
飲食業は、無理な仕事量をバイトや社員に負わせ、壊れたら新しい人に変えれば良いとする考え方で動いています。
あくまで歯車の一つであり、故障したら別のものに取り換えればよいという考え方で動いているために、誰もケガや事故にあったところでケアはしてくれません。
それどころか、「え、ケガしたの?マジ使えねぇ、もっと注意しろよボケ」といった心ない言葉が返ってくることが大半です。
こうした状況に耐えて、将来自分が上になった時に同じように追いこんで成果を出させることができる人のみおすすめできる業界です。
これらの覚悟はない人は、飲食業は絶対に選んではいけないことを忠告致します。
みなさんも、命や体あってのものだねですので無理はしすぎないようにご注意ください。
管理人メモ
やはりネット等の評判でも見るように、飲食業界はかなり大変であることは変わりないみたいですね…
僕も2社目は飲食業界(ホテル系列)に属していましたが、ここまで酷くなかったものの、社員になったら絶対にきついだろうなと影ながら思っていましたし、契約満了という体でしたが実際体が持たなくて退職しました。
現在は安定した仕事に就いてらっしゃるようで良かったです。飲食業界がすべてこの様であるということはできませんが、入るのにはholyjackさんも仰っているように覚悟が必要であると思います。
ブラック企業に入らない為に…?
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