公務員から民間企業へ!転職エージェントおすすめ13選|後悔しない選び方も
- 「公務員から転職しない方がいい」と反対されそう……
- 公務員の経歴だけで、民間に転職できるのか不安……
- 「公務員の転職は難しい」と聞くけれど、本当なのかな?
転職を真剣に考えていても、どこに相談すべきか迷っている公務員の方を対象に、転職エージェントの選び方、活用法を解説します。
また、転職成功のカギを握る「初回面談の攻略法」も具体的に紹介します。
あなたに最適なエージェントを活用し、公務員から転職してよかったと思える仕事を見つけましょう。
公務員から民間企業に転職したい人におすすめの転職エージェント13選
公務員から民間企業への転職をお考えの方に、厳選した13社の転職エージェント(スカウト型を含む)をご紹介します。
特に、それぞれの「特長」と「どのような方におすすめか」という視点からお伝えしていますので、参考にしていただければ幸いです。
マイナビ転職エージェント|手厚いサポートに定評があり転職が初めての20代公務員でも安心
マイナビ転職エージェントは、20代〜30代前半に強い転職エージェントです。
手厚いサポートに定評があるため、比較的公務員経歴が浅く、初めて転職する若い世代には特におすすめです。
アドバイザーから「企業が求めるスキルや経験に合致している」と判断されれば、すぐに非公開求人やサイト公開前の求人を含む最新の求人情報を提供してもらえます。
- 非公開求人やサイト公開前の求人など、最新の求人情報を入手できる
- 若い世代を中心に「未経験者転職」のサポートが手厚い
- サポートは無期限で受けられる
- 20代〜30代前半で未経験の仕事にチャレンジしたい方
- ある程度時間をかけて、じっくり転職活動をしたい方
- 公務員から初めての転職で、書類添削や面接対策に手厚いサポートを受けたい方
リクルートエージェント|業界No.1求人数の幅広い選択肢
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と転職実績を誇る転職エージェントです。
公式サイトでは「公務員からの転職」に関する記事も多数見られます。
さまざまな業界に精通した転職のプロが、公務員の強み・経験を活かせるキャリアプランを提示してくれます。
- 公開求人78万件以上、非公開求人25万以上の圧倒的な求人数を誇る「2026年7月31日時点」
- スカウトサービスを併せて利用すれば、企業からのオファーも受けられる
- 専門領域ごとに転職支援が受けられる
- 多くの選択肢から未経験の業界、職種の適性や可能性を知りたい方
- 目安となる3ヶ月のサポート期間で、スピーディーに転職したい方
- 土日や平日の夜しか転職活動できない、地方在住など、条件や制約がある方
doda|転職エージェント・転職サイト・スカウトサービスを合わせて効率よく活動
dodaは、転職エージェントの他、企業からのスカウト、自分で求人を探す転職サイトの3つを合わせたサービスを提供しています。
dodaを上手く使いこなすと、忙しい公務員でも転職の進捗管理がスムーズに行えます。
求人件数は28万件以上、対応エリアも全国で、公務員からの転職でも実績がありますので、地方在住の方にもおすすめです。
公式サイト内での公務員向けの記事も充実しています。
- 転職エージェント、スカウト、求人サイトの3つのサービスを併用できる
- 全国エリアで、28万件以上の豊富な求人数を持つ「2026年7月31日時点」
- 専任のキャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の双方で転職者をサポートしてくれる
- 自分で求人を探しながら、同時にエージェントやスカウトのサポートも受けたい方
- 多くの求人情報に触れ、幅広い業界・職種から転職先を探したい方
- 転職活動の進捗管理をしっかり行いたい方
type女性の転職エージェント|女性の気持ちに寄り添うサポートでライフプランも相談
type女性の転職エージェントは、年間1万5千名以上(2024年実績)のサポート実績を持つ女性の転職に特化したエージェントです。
「女性ならではの気持ちに寄り添ったサポート」を強みにし、キャリアアドバイザーが自身の転職や子育てなどの経験も踏まえて対応してくれます。
また、女性の管理職比率や産育休の取得率など、気になる情報もエージェントが確認します。
- 女性に適した働きやすさ、ワークライフバランスに配慮した求人が多い
- 女性のキャリアアドバイザーによるきめ細やかなサポートを受けられる
- 応募企業に合わせた面接対策をしてくれる
- 女性が活躍できる企業で働きたい方
- ワークライフバランスを重視したい方
- 女性ならではのライフステージを見据えた仕事を選びをしたい方
>> (無料)type女性の転職エージェントに登録する(無料)
パソナキャリア|管理部門の求人が多いハイクラス転職で「女性の採用に積極的な企業」も強み
パソナキャリアは、全国47都道府県に拠点を持ち、管理部門の転職で国内最大級の実績がある転職エージェントです。
特に30代・40代のミドルクラス・ハイクラス転職の支援に強みがあります。
女性を積極的に採用している企業との取り引きに力を入れているため、産休・育休・時短勤務制度の充実を求める女性公務員にもおすすめです。
- 30代・40代のミドルクラス・ハイクラス転職の支援に強みがある
- 主に管理部門の職種を扱う
- 独占の求人が豊富である
- 30代以上の中堅公務員で管理職または経理、人事、法務など管理部門の経験がある方
- 管理職をはじめとしたキャリアアップを目指す女性公務員の方
- 地方勤務で管理部門の仕事を希望する方
JACリクルートメント|国内外を問わないグローバル企業が中心のハイクラス転職
JACリクルートメントは、日本で30年以上の歴史を持つ転職エージェントで、国内13、海外11の拠点で事業を展開しています。
大手企業をはじめとし、外資系企業、海外進出企業などのハイクラス・ミドルクラスの求人が豊富です。
特に、複数の専門コンサルタントが連携して行う手厚いサポートには定評があり、あなたの強みを最大限に活してくれます。
- ハイクラス転職に強みをもつ
- 海外企業やグローバル企業の求人が豊富である
- 求職者と企業の双方にコンタクトを取っており、ミスマッチが少ない
- 外資系企業や海外でのキャリアを考えている方
- コンサルタントと将来のキャリアをじっくり考えながら、転職を進めたい方
- より良い条件で仕事を探したい方
コトラ|金融機関・コンサルタント企業・事業会社の強みと官公庁を扱う「パブリックセクター求人」も要チェック
コトラは、コンサルティング・金融・IT業界を主に扱う転職エージェントです。
一都三県および大阪、名古屋などの都市圏で、4000社超の企業とパイプを持ち「公務員からの転職」にも実績があります。
特に、「パブリックセクター」という官公庁案件の仕事を扱う求人は、上手く当てはまれば公務員経験を活かせる可能性もあります。
- 公務員の経験が評価されやすい「パブリックセクター」求人がある
- コンサルティング・金融・IT業界に強みを持つ
- ハイクラス・キャリアアップ向きである
- 行政職の経験を活かし、官公庁案件の仕事をしたい方
- シンクタンク・コンサルティング企業・IT企業で働きたい方
- キャリアアップ志向をお持ちの方
ビズリーチ|公務員からの転職に迷うならスカウト型で求人紹介のない「キャリア相談」
ビズリーチは、求職者に企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くサービスです。アドバイザーが企業を紹介する一般的な転職エージェントとは異なります。
ただし、公務員からの転職を検討中で、自分の「市場価値」や「希望する業界に転職の可能性があるか」などを知りたい場合、他のエージェントと併用すると効果的に活用できます。
- キャリアアップに強く、ハイクラス求人が豊富である
- 企業やヘッドハンターと直接コンタクトがとれるスカウト型サービスである
- 応募の範囲が広がる※有料コースあり:Web決済料金30日間コース5,478円(税込み)
- 収入、キャリアアップを目指す方
- 公務員から転職するか迷っていて、まず自分の市場価値を知りたい方
- 転職したい業界・職種が決まっている方
リクルートダイレクトスカウト|複数のスカウト方式で無料プランだけでも自分の市場価値を把握可能
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人専門のスカウト型転職サービスです。
リクルートグループ共通の職務経歴機能「レジュメ」に登録すれば、AIがレジュメを基に分析し、企業が求める人材と求職者のスキル・経歴をマッチングします。
あなたに合う求人があれば、ヘッドハンターからスカウトが届き、自分で応じる仕組みです。
今すぐに積極的な転職活動をするつもりでなくても、自分の市場価値を知る良い機会になります。
- ハイクラス求人専門のため、求められる経歴やスキルは高めである
- 企業やヘッドハンター(エージェント)とチャットで直接やりとりができるスカウト型のサービスである
- 一般的な転職エージェントのようなサポートはないが、質問に答えるだけで簡単に登録できる
- 管理職経験者、もしくは目安として年収600万円以上の公務員の方
- スカウトサービスで自分の市場価値を知りたい方
- いずれ転職はしたいが、すぐには積極的な活動を考えていない人
>> (無料)リクルートダイレクトスカウトに登録する(無料)
ランスタッド|80%が非公開求人の外資系人材企業は外資系・グローバル企業に強み
ランスタッドは、オランダに本拠を構え、世界39の国と地域に拠点を置く世界最大級の総合人材サービス会社が運営する転職エージェントです。
グローバルなネットワークを活かし、国内外に独自に得た非公開求人がを豊富に揃えています。
特に外資系企業の求人が多いのも特長です。
業界・地域ごとに専任の転職コンサルタントが在籍し、専門的なアドバイスをもらえます。
- 外資系・グローバル企業に強みを持つ
- 80%が非公開求人で、ランスタッドだけの独占求人もある
- 若手の転職からエグゼクティブ・管理職人材までハイクラス求人が揃っているに強みを持つ
- 語学力を活かしてグローバル・外資系企業で働きたい方
- キャリアアップ、年収アップを目指したい方
- 管理職経験者、または30代以上で専門職の国家公務員
エンワールド・ジャパン|チーム一丸のサポートで外資系・グローバル企業へ転職
エンワールドは、外資系企業・日系グローバル企業・スタートアップ企業に強みを持つ転職エージェントです。
特に、国内の外資系企業の87%以上と取引実績があります。
求職者の「入社後活躍」をミッションに、様々な国籍のコンサルタントがチーム体制でサポートしてくれるのも特長です。
- 外資系企業・日系グローバル企業に強みを持つ
- 海外の事情にも精通した様々な国籍のコンサルタントが在籍している
- 求職者情報を担当者単独ではなくチームで共有し、連携したサポートを受けられる
- 語学力を活かして外資系、日系グローバル企業などで働きたい方
- グローバル企業でのキャリアアップ・年収アップを目指したい方
- 外資系企業で自分の可能性を知りたい方
Gov2 Career|公務員ならではの悩みに寄り添ったサポートで「公務員の経歴のみ」でも安心の特化型
Gov2Career(ガブトゥーキャリア)は、府省庁および都道府県、市町村の自治体職員を対象にした公務員専門の転職エージェントです。
2021年創業の比較的新しい転職エージェントですが、サポートを公務員の転職に特化しているため、「公務員から民間企業への転職」に詳しくない担当者にあたる心配はありません。
公務員ならではの転職の難しさに寄り添ったサポートが受けられる点が最大の魅力です。
- 府省庁および都道府県、市町村の自治体職員が対象である
- 特化型なので、「公務員の転職」事情を熟知している
- 公務員の経歴・スキルをよく理解したうえで、転職を支援してくれる
- 府省庁および都道府県、市町村の自治体職員の方
- 公務員の経歴が転職で不利になるのでは、と不安を感じている方
- 転職活動が思うように進んでいない公務員の方
VOLVE株式会社|国家総合職に特有の「転職の難しさ」を熟知したサポートが強みの公務員特化型
VOLVE株式会社は、官から民への転職、民から官へ転職の両方をサポートする公務員特化型エージェントです。
特に「官から民への転職」では、民間企業とは異なる仕事内容や組織文化を持つ国家公務員(国家総合職)を熟知したエージェントならではの専門的なサポートが受けられます。
- 国家公務員(主に国家総合職)が対象である
- 国家公務員の転職に熟知したアドバイザーによるきめ細やかなキャリア相談が受けられる
- 民間での活躍を具体的にイメージできるイベント、転職前の研修、入社後カウンセリングを無料で提供。転職後に悩みを相談できるコミュニティにも参加可能
- 国家総合職の方
- 公務員から転職するか、続けるかで迷っている方
- 関心のある業界・職種で活躍する元公務員から直接話を聞きたい方
転職エージェントを選ぶ前の4つの予備知識
転職エージェントを選ぶ前に、前提として知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
1.転職エージェントと転職サイト・スカウト型サービスの違い
一般的に「転職サービス」と呼ばれるものには、主に次の3つがあります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- スカウト型転職サービス
「転職サイト」は、一般公開されている求人情報を提供するサービスです。
求職者は自分の希望に合った求人を選び、直接応募します。主体的に転職活動を進めたい方に適しています。
「転職エージェント」は、求職者と企業をマッチングするサービスです。
担当者のサポートを受けながら転職活動を進めます。
「スカウト型転職サービス」は、求職者が企業やヘッドハンターから直接スカウトを受けられるサービスです。
一般的にアドバイザーのサポートがない会社が多いため、厳密には「転職エージェント」とは捉えないという考え方もあります。
しかし、求職者自身がゼロから求人を探すのではなく、第三者が経歴やスキルを客観的な視点から判断した求人に応募するという点では、転職エージェントに近いと言えるでしょう。
2.転職エージェントの仕組み
転職エージェントは一般的に「無料」で利用できます。
これは、求職者の入社が決まった時点で、企業側から報酬が得られる仕組みだからです。
具体的に言えば、転職エージェントは「企業から採用したい人材の条件をヒアリングし、それに見合う求職者を紹介する仕事」です。
求職者にとっては、無料でサポートが受けられ、内定をもらってから、現在の仕事を辞めるかどうか決められるため、安心して転職活動ができる点がメリットと言えます。
3.転職エージェントのタイプ
転職エージェントには大まかに3つのタイプがあり、それぞれ特長が異なります。
- 総合型
- 特化型
- スカウト型
「総合型」は、業界や職種を幅広く取り扱っているエージェントを指します。
最大の特長は、求人数が多く、幅広い選択肢から複数の業界・職種の情報提供を受けられることです。
大手企業が運営し、全国に複数の拠点を持っているエージェントは、地方での求人を希望する人にも向いています。
「特化型」は、業種や職種、求職者の属性など特定の領域に特化した求人を扱うエージェントを指します。
特長は、それぞれの分野に精通したキャリアアドバイザーから専門的なサポートを受けられることです。
ただし、「まだ転職すべきか迷っている人」、「どのような仕事が向いているのか相談をしてみたい人」には選択の幅が狭くなる場合もあります。
特に業界や職種の特化型は、経験者のほうが有利だったり、選択肢が減ったりする場合もあるため、総合型と併用して足りない部分を補い合うとよいでしょう。
「スカウト型」は、求職者が企業やヘッドハンターから直接スカウトを受けるサービスです。
アドバイザーによるサポートがない傾向にありますが、企業やヘッドハンターと直接やりとりができる特長があります。
また、求人に応じる場合のみ返信すればよいため、まだ転職を決めかねている人でも気軽に始められるのが魅力です。
4.キャリアアドバイザーとは
キャリアアドバイザーとは、転職エージェント(転職の斡旋事業)に属し、登録者の「担当者」として、転職成功のサポートをする人を指します。
「無料」でサポートをするため、ボランティアのようにも見えますが、担当する求職者を転職させることが評価につながるれっきとした「営業職」です。
アドバイザーは求職者からの反応を待つだけでなく、自ら積極的に働きかけることも業務の一環です。
口コミで「うるさい」、「しつこい」などの記述が見られるのは、この「営業的側面」によるところが大きいとも言えます。
とはいえ、アドバイザーも人間です。
懸命にサポートした求職者が、希望の仕事に就き、新たな一歩を踏み出す姿を見るのは、アドバイザーにとっても大きなやりがいと喜びとなります。
アドバイザーには、営業的な側面と求職者の成功を願う人間的な側面のどちらもあると踏まえたうえで接しましょう。
なお、サポート担当者の呼び方は、「キャリアアドバイザー」「キャリアコンサルタント」など、会社によって様々です。
公務員が転職エージェントを利用する9つのメリット
公務員が転職エージェントを利用するメリットは次の9つです。
- 無料で利用可能:サービスはすべて無料で利用できるキャリア相談
- キャリア相談:キャリアに関するあらゆる悩みを相談できる
- 最新の転職市場情報:転職市場の最新情報を入手できる
- 自分に対する正しい評価:転職市場における自分の位置づけができる
- 非公開求人の紹介:一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる
- 詳細な企業情報:紹介された求人先の詳細な情報が得られる
- スケジュール管理サポート:転職活動のスケジュール管理をしてもらえる
- 選考対策:書類選考や面接対策に関するサポートが受けられる
- 条件交渉代行:給与やその他の条件交渉を代行してもらえる
1.無料で利用可能:サービスはすべて無料で利用できる
転職エージェントは、求職者の入社が決まった時点で、企業側から報酬を受け取る仕組みです。
そのため、求職者は「無料」でサービスを利用できるのが一般的です。
具体的には、登録から入社まで転職活動に関するサポートはすべて無料で受けられます。
2.キャリア相談:キャリアに関するあらゆる悩みを相談できる
転職エージェントでは、キャリアに関する様々な相談ができます。
- 今すぐでなくても、いずれは転職したい
- 公務員のキャリアを活かせる仕事を知りたい
- 公務員から転職しやすいのは、どんな業界・業種なのか
公務員を辞めるかどうかは、内定が出てから決められます。
転職に迷いがある方も、まずは相談してみることがおすすめしです。
プロの視点からアドバイスをもらうと、民間企業で働くイメージがしやすくなるため、民間転職への不安や転職後のギャップの軽減にも繋がります。
キャリアプランの様々な悩みを相談することが初めの一歩です。
転職市場の事情を聞き、転職の検討に役立てましょう。
3.最新の転職市場情報:転職市場の最新情報を入手できる
転職エージェントを利用すれば、転職市場における最新の情報が得られます。
各業界の採用動向や企業の求めるスキルなどの情報を常に更新しているからです。
例えば、以下の情報を得られます。
- 公務員経験が評価されやすい業界や業種
- 採用ニーズの高い業界・業種
- 今後の成長が期待できる分野
- 企業が求めるスキルや経験の変化
これらの情報を活用すると、公務員での経験を活かせる業界の動向をいち早く知り、転職活動に役立てましょう。
4.自分に対する正しい評価:転職市場における自分の位置づけができる
転職のプロの視点から公務員のスキルや経験を客観的に評価してもらうと、言語化しにくい自身の強みが明確になり、民間企業でどこまで通用するのかを把握できます。
期待通りの評価が得られなくても、それまで気づかなかった強みを発見できたり、経験やスキルを活かせる仕事に出会えたりする可能性も生まれます。
具体的には、適切な転職先や給与水準も見極めやすくなるため、的を射た転職活動につながりやすくなるのです。
自分の市場価値を正確に把握し、転職活動をより円滑に進めましょう。
5.非公開求人の紹介:一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる
転職エージェントは、公式サイトで一般公開されていない「非公開求人」を取り扱っています。
非公開求人には、以下の特長があると言われています。
- 応募者が限定されるため、公開求人に比べて競争率が低い傾向がある
- 給与や待遇の良い案件に巡り合える可能性がある
- 専門性の高い職種や管理職向けのポジションを取り揃えている
- 特定の企業の求人をそのエージェントが独占しているケースがある
特に、公式サイトの非公開求人件数、比率が高いかどうかは、必ずチェックしましょう。
転職エージェントに登録すると選択肢が広がり、非公開求人を通じて本当に転職したいと思える仕事に出会える可能性も高まります。
あなたの公務員経験が評価される求人が「非公開求人」の中に見つかるかもしれません。
6.詳細な企業情報:紹介された求人先の詳細な情報が得られる
転職エージェントを利用すれば、企業の雰囲気や人間関係、具体的にどのような業務に従事するのかなど、一般的な求人では分かりにくい情報が手に入ります。
エージェントは、普段から企業に実際足を運んで現場の状況を見たり、担当者から話を聞いたりしています。
そのため、求職者は、仕事の詳細、実際の残業時間、有休消化率など、具体的な情報を前もって把握ができ、就職後の「こんなはずではなかった」という後悔を極力防げるのです。
一般の求人には掲載されていない細かい部分があらかじめ分かっていれば、どんな職場なのかをイメージしやすく、ミスマッチ防止にも繋がります。
7.スケジュール管理サポート:転職活動のスケジュール管理をしてもらえる
アドバイザーは、面接から内定後の段取りに至るまでのスケジュール管理をしてくれます。
転職エージェントを利用すれば、一人でいくつもの企業とやり取りする手間が省け、忙しい公務員でも仕事と並行しながら活動が可能です。
面接がいくつも重なったり、同じ応募先で何回も面接があったり、一人では負担に感じる日程調整もアドバイザーが引き受けてくれます。
複数の応募先がある場合でも、各社の選考過程と求職者の状況を考慮して日程調整してもらえるので、求職者は安心です。
転職活動の長期化を防ぎ、効率よく進めるためには、転職希望日から逆算してスケジュールを立てることが大切です。
アドバイスを受けながら、どの段階でどのくらいの準備期間が必要なのか具体的に把握しておくと、スムーズな転職活動ができます。
8.選考対策:書類選考や面接対策に関するサポートが受けられる
応募先の内情に精通しているアドバイザーのサポートを受けると、選考通過率の向上も期待できます。
公務員が転職を成功させるには、職務経歴書や面接で、評価されにくい公務員の経験・スキルをいかに効果的にアピールできるかどうかが、転職の成功を左右する大きな要素です。
- 応募先の企業に合わせた志望動機
- 自己アピールの仕方
これらのポイントを押さえ、書類や面接で公務員の経験をどう活かせるのかを相手に明確に伝えられるように準備しましょう。
エージェントの中には、企業への推薦状を添えてくれたり、応募先に合わせた模擬面接をしてくれたりと、手厚いサポートに力を入れているところもあります。
書類作成や面接に不安がある人はもちろん、さほど苦手意識のない人も、新しい気づきを得られるため、サポートは積極的に受けることをおすすめします。
9.条件交渉代行:給与やその他の条件交渉を代行してもらえる
転職エージェントは、自分で直接要望を伝えにくい細かな条件の交渉も代行してくれます。
特に、公務員から民間企業へ転職する場合は、給与や待遇が変わるため、しっかりとした確認と交渉が必要です。
代行してもらえる交渉の例
- 前職の給与を考慮した給与
- 勤務条件(勤務地・勤務時間・有休休暇など)の調整
- 入社の時期の調整
過去の採用実績から給与や待遇の交渉が可能か、どこまでが妥当かなど、企業側が検討できる範囲を熟知したプロに依頼すれば、交渉をよりスムーズかつ有利に進められます。
給与や待遇といったデリケートな条件交渉もアドバイザーが入ることで、あなたにとって最適な条件を引き出しやすくなります。
公務員が転職エージェントを利用する3つのデメリット
「転職エージェントは使わないほうがいい」という意見をSNSや口コミなどで目にしたことがあるかもしれません。
一般的にエージェント利用のデメリットと言われている理由は、主に3つが挙げられます。
これらの理由を詳しく見ていきましょう。
1.紹介される求人しか応募できない
強い希望がある方にとっては、転職エージェントの「求人紹介」という本来の強みが、逆にデメリットになることがあります。
転職エージェントの紹介で応募できるのは、「求職者の希望条件や経歴」が「求人先の企業が求める人材」にマッチすると判断された場合のみです。
働きたいと思う業界、職種、あるいは企業があったとしても、キャリアアドバイザーに「その企業が求める人材に合っている」と判断してもらえなければ、紹介には至りません。
例えば、次のような場合です。
「どうしてもこの仕事がしたい」
「この企業で働きたい」
強いこだわりがあるのなら、まずはじっくりアドバーザーと話し合い、転職サイト、その他の方法も併せて自主的かつ積極的に活動することをおすすめします。
2.自分のペースで活動したい人には向かないことがある
次のような方も、転職エージェントは向かないことがあります。
- 多くの求人を比較し、一人でじっくり考えて応募先を決めたい方
- 相手のペースに合わせるのが苦手な方
- あくまでマイペースで転職活動をしたい方
転職エージェントは、基本的にアドバイザーとメールや電話など頻繁なやりとりが必須です。
また、求人には応募期限があるため、エージェント側のスケジュールに合わせる必要も出てきます。
さらに、アドバイザーは、企業の応募状況を把握し、採用に有利なタイミングを計っているため、一定の時期に、求人紹介が集中することもあり得ます。
求職者の中には、頻繁なやりとりが億劫になったり、対応に追われて煩わしさを覚えたり、「急かされている」「しつこい」と感じる人もいるかもしれません。
主体的な転職活動を重視する方にとっては、他人からのサポートが負担になり、逆にデメリットになることもあります。
3.担当者と相性が合わないことがある
キャリアアドバイザーは一般的に指名制ではないため、求職者が自分で選べません。
多くの場合、初回に面談したキャリアアドバイザーが、そのままあなたの担当になります。
同じエージェント内でも、アドバイザーごとに専門分野や得意なサポートは異なります。
そのため、「公務員からの転職」に関する専門知識や経験が少ないアドバイザーがたまたまあなたの担当になってしまうこともあるでしょう。
また、誰にでも個人の性格や価値観に基づく「相性」は存在します。
アドバイザーは、あなたと二人三脚で転職成功を目指す、いわば「パートナー」ですので、相性も大切な要素です。
すべての転職活動はキャリアアドバイザーを通して行われるため、もし相性が合わないと感じる場合は、変更を希望するか、他のエージェントの利用を検討することをおすすめします。
公務員ならココに注目!転職エージェントの選び方7つのポイント
公務員が転職エージェントを選ぶ際に確認したい7つのポイントをご紹介します。
- 公務員の転職に強いエージェントか
- 求人数は多いか
- 未経験として働ける求人は充実しているか
- 希望する業界・職種の求人に強いか
- 自分の求めるサービス内容に合っているか
- 転職後のアフターフォローはあるか
- 利用者の評判や口コミは良好か
1.公務員の転職に強いエージェントか
公務員ならではの経験や不安をよく理解し、民間企業にどうアピールすればよいのか、具体的にアドバイスしてくれるエージェント選びが重要です。
公務員を扱った経験がないエージェントでは、公務員からの転職の難しさを克服するための十分なサポートが受けられない可能性があります。
公務員支援実績は以下の方法で確認しましょう。
- 公式サイトを確認する
- 直接問い合わせる
- 口コミサイトやSNSを参考にする
公式サイトから公務員支援への意欲を調べる際は、以下の点を確認するとよいでしょう。
- 公務員からの転職成功事例が掲載されているか
- 公務員に向けた記事、特集ページがあるか
- 公務員の課題に対応するサービスがあるか
- 公務員出身者、公務員転職を扱った経験のあるアドバイザーが、明記されているか
また転職エージェントに直接問い合わせて、公務員からの転職支援実績を聞いてみる方法もおすすめです。
口コミサイトやSNSで評判を調べると、利用者のリアルな声をもとに判断できます。
実績が豊富なエージェントを選ぶと、公務員の経験が不利にならない転職ができるでしょう。
2.求人数は多いか
非公開求人を含む求人の数が多ければ、その分選択の幅や自分に合う求人に出会う可能性が広がります。
単に求人数が多いだけでなく、公務員の経歴やスキルが活かせそうな求人、希望に近い求人が多いかどうかも重要です。
例えば、次のような場合です。
- 官公庁や自治体と関わりの深い企業の求人があるか
- マネジメントに関わった経験、得意な分野がある方ならば、直接活かせる「専門職向け、管理職の求人」が充実しているか
自分の候補になりそうな求人が豊富であれば、希望に合った仕事や挑戦してみたいと思える仕事、やりがいを感じられる仕事を見つけやすくなります。
3.未経験として働ける求人は充実しているか
公務員からの転職は、公務員経験を直接活かせないことも多いため、「未経験」として働ける求人が豊富にあるかどうかも重要です。
新卒から公務員一筋で過去に民間企業での就業経験がない場合、他の業界、業種では「未経験」の扱いになる可能性は高くなります。
公務員経歴が長い、または管理職の経験がない公務員にとっては、未経験から挑戦できる求人が多いかどうかもチェックポイントになります。
特に30代以上で管理職経験がない公務員は、研修制度やOJTが充実した未経験者歓迎の企業の求人に着目しましょう。
20代であればポテンシャルが比較的評価されやすく、未経験からでも多様な求人に挑戦しやすいと言えます。
企業の求める人物像を理解し、ミスマッチを防ぐために、未経験者支援に強いエージェントを選ぶことも重要です。
4.希望する業界・職種・領域に強いか
希望する業界・職種・領域に強いエージェントを選べば、より自分の理想に近い求人に出会う可能性が高まります。
転職エージェントは、特化型に限らず総合型であっても、それぞれに得意とする分野、企業のタイプがありますので、注意して見てみましょう。
例えば、次のような場合です。
- 業界:コンサルティング業界・IT・Web業界・金融業界など
- 企業のタイプ:外資系・メーカー
- 年収:管理職などのハイクラス・ミドルクラス
- 年代:20代・30代・40代以上
それぞれの転職エージェントが専門とする分野や、強いつながりを持つ企業のタイプは、公式ページに掲載されている求人情報や紹介記事からある程度の判断が可能です。
自分の希望に精通しているエージェントを利用すると、転職の成功率が高まります。
5.自分の求めるサービス内容に合っているか
サポート内容を比較し、自分に必要なサービスを提供しているかの確認も大事です。
特に、公務員からの転職では、履歴書や職務経歴書の書き方が重要な要素になります。
公務員支援に強みを持つ転職エージェントは、公務員が書類選考を通過しやすい書き方を心得ているとも言えます。
サポートの細かい内容は、エージェントによって多少異なります。
ただし、スカウト型は、自分の市場価値を知るのに適する反面、書類の添削や面接対策、キャリア相談など、特定の担当者によるサポートがない方が一般的です。
複数のエージェントに登録してそれぞれの足りない部分を補い、「公務員の転職は難しい」とされる壁を乗り越えましょう。
6.転職後のアフターフォローはあるか
公務員から民間企業への転職では、仕事に対する意識や環境の変化が大きいため、アフターフォローの充実度が高いエージェントを選ぶのもおすすめです。
転職した後でも、不安や悩みを相談できる場所があれば心強く、安心して新しい環境に入れます。
転職後の定着率を重視しているエージェントは、手厚いアフターフォローを提供していることが多く、公式サイトに詳細を記載しています。
転職後のヒアリングなど、具体的なアフターフォローがあるかどうかも、転職エージェントを選ぶ際のポイントです。
7.利用者の評判や口コミは良いか
実際に転職エージェントを利用した方の体験談、口コミは、公式サイトの情報だけでは判断しにくいサポートや対応の質を知る手がかりになります。
特に、「公務員から転職に成功した人の体験談」は気になるところです。
- 公務員向けのサポートが手厚いか
- 公務員からの転職活動で的確なアドバイスをもらえたか
- 紹介された求人の質はどうだったか
- 希望に合う求人を紹介してもらえたか
公務員から転職した人の体験談や評判をSNSやQ&Aサイトなどで検索することも有益です。
ただし、欲しいサポートや求める程度は人によって違います。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも参考にしながら、信頼できるエージェントを見極めましょう。
公務員が転職エージェントを利用する流れ(登録から転職まで)の流れ
利用の大まかな流れは次のとおりです。
- 登録
- キャリアアドバイザーとの初回面談
- 求人紹介
- 書類・面接対策
- 応募・選考
- 内定・内定後のフォロー(交渉など)
- 入社(転職)・転職後フォロー
1.登録
転職エージェントへの登録は、それぞれの公式サイトの登録ボタンから行います。
申し込みフォームの流れに沿って、名前や連絡先、簡単な職務経歴、希望条件などを入力するだけで登録完了です。
登録の際、経歴やスキルを具体的に記入しておけば、アドバイザーはあなたの情報を事前に把握できるので、初回面談を円滑に進めることにも役立ちます。
2.キャリアアドバイザーとの初回面談
登録後、まず担当者と面談を行います。
担当者の呼び方は、「キャリアアドバイザー」「キャリアコンサルタント」など、会社によってさまざまです。
通常、初回面談を行ったアドバイザーが専任担当者として、あなたの転職活動全般をサポートします。
面談では、自分の経歴やスキル、希望条件を具体的に伝えることが大切です。
公務員ならではの悩みや不安はもちろん、興味のある仕事についての質問、具体的な転職活動の流れなど、キャリアに関するあらゆるアドバイスも受けられますので、伝えるべきこと、聞きたいことをまとめておきましょう。
3.求人紹介
アドバイザーは面談で求職者の希望を詳しく聞き、その内容に基づいて、「あなたに適している」と思われる求人を紹介します。
提案された求人と自分の希望に隔たりがあると感じたら、すぐに伝えて軌道修正をすることが必要です。
また、自分にとって魅力を感じる求人を見つけたら、応募したい旨を伝えましょう。
応募先が決まったら、次はいよいよ本格的な準備に進みます。
4.書類・面接対策
応募先が決まってから、最初の難関は書類選考です。
通常、履歴書、職務履歴書などの応募書類は添削を受けながら自分で作成します。
転職エージェントの中には、応募時に企業への推薦状を添付してくれたり、面接対策として、応募先でよく出る質問を把握している担当者からアドバイスや模擬面接を受けられたりするところもあります。
5.応募・選考
応募書類・面接の準備が整ったら、アドバイザーを通して求人に応募します。
相談の上、気になる求人には積極的に応募してください。
内定は辞退することも可能です。まずは、内定獲得に全力を尽くしましょう。
書類選考を通過できれば、次は面接です。
面接で直接聞けなかった質問は、アドバイザーを通して聞いてもらえます。
6.内定・内定後のフォロー
最終面接に合格すれば、内定の通知が届きます。
給与や条件、入社日の交渉などが必要な場合は、アドバイザーに相談してください。
退職日と入社日は、現在の勤務先と内定先の双方に支障がないよう、アドバイザーと相談しながら調整を進めていきましょう。
7.入社・転職後のフォロー
内定が出た企業に入社する意思があれば、その旨をアドバイザーに伝え、正式に「転職」が決まります。晴れて「転職の成功」です。
「公務員から民間企業への転職」は、「民間から民間への転職」に比べて環境の変化が大きいため、転職後に不安や悩みを抱えることがあるかもしれません。
あなたを転職の実現に導いてくれた転職エージェントに、ヒアリングなどのアフターフォロー制度があるなら、積極的に活用し、遠慮なく相談してください。
「成功のカギ」転職エージェントとの初回面談7つポイント
転職を成功させるには、初回面談でいかに自分をアピールし、希望を伝えられるかが鍵です。
面談で得た情報に基づいてエージェントが求人を紹介してくれるためです。
ここでは、初回面談のポイントとして「事前準備編」4つと「本番当日編」3つの合計7つをご紹介します。
具体的には、面談前に履歴書と職務経歴書を本番用のつもりで作成し、アドバイザーと共有できるように準備しておけば、初回面談で転職の意欲のアピールにもつながります。
「初回面談の事前準備編 4つのポイント」:自己分析をして具体的に書き出す
「初回面談の本番当日編 3つのポイント」:転職意欲をアピールして公務員として培った経験、スキルを具体的に伝える
1.【事前準備1】転職したい理由
公務員から転職したい理由を具体的に書き出します。
なぜ転職したいのか、何をどのように変えたいのかを明確にしていく過程で、現在の仕事の問題点や今後どのようなキャリアを築きたいのかといった具体的な方向性が、見えやすくなるはずです。
転職を迷っている方も、理由を明確にする過程で自分の考えが整理され、本当に転職すべきか、あるいは現職に留まるべきかの判断材料にもなります。
2.【事前準備2】公務員として培ってきた経験・スキル
公務員として培ったスキルの棚卸しをします。
「これまでの業務で達成した実績」や「プロジェクトなどで携わった仕事」を年表形式でまとめましょう。
具体的な数値を可能な限り盛り込めば、アドバイザーにも伝わりやすくなります。
たとえ「ごくありふれたスキルしかない」「民間では通用しないかもしれない」と思っても気にする必要は一切ありません。
誰にでもあるような一般的なスキルや、他人より抜きん出た能力でなくても心配はいりません。あなたの持っている能力をすべて書き出してみましょう。
スキル、経歴、資格がどこでどのように結びつき、どのように活かせるのか、自分では思いもよらなかった仕事につながる可能性もあるのです。
3.【事前準備3】希望する条件・業界・業種・職種
希望する条件を書き出し、優先順位をつけ、譲れる条件と譲れない条件を明確にしておきましょう。
例えば、次のような項目が挙げられます。
- 業界・業種・職種
- 給与、年俸、年収
- 役職・ポスト
- 勤務時間
- 通勤時間
- 休日休暇
- 働き方
- 福利厚生
- 保険関連
ただし、初めからあまり希望条件を絞り込みすぎて、応募先の選択肢を狭めてしまわないように、どこまで妥協できるのかある程度幅をもたせて考えておきましょう。
4.【事前準備4】仕事面とライフスタイルの理想
転職を考える際には、将来のキャリアプランと理想のライフスタイルを併せて俯瞰することが重要です。
突き詰めれば、「公務員から転職してよかった」と最終的に思えるかどうかが肝心です。
あなたにとって本当に大切なものは何なのかを考えることで、理想の仕事も見えてきます。
1年後、3年後、5年後、そして10年後にどのようなキャリアを築き、どのような暮らしをしていたいのか、具体的な理想を書き出しましょう。
これは誰かに見せる必要はありません。本音で書いてください。
転職は人生における大きな転機です。後悔のない転職のためには、仕事だけでなく、ライフスタイルに対する価値観を明確にすることが大切です。
5.【面談当日の心得1】転職意欲をアピールする
アドバイザーから手厚いサポートを受けるためには、「転職の意志が強いこと」をアピールし、熱意を伝えることが重要です。
すぐに転職したいと考えていない人や、転職をすべきか迷っている人でも、転職について詳しく聞きたいという態度を見せると、相手も熱心に耳を傾けてくれます。
アドバイザーは営業職でもあるため、転職実現の可能性が高い人をより丁寧にサポートする傾向は否めません。
せっかく面談しても、受け答えが曖昧で、転職への熱意が乏しいと判断されてしまうと希望する企業への推薦や十分なサポートを得ることが難しくなる可能性もあります。
面談前にしっかり準備を行い、初回面談では自身の転職意欲を明確に伝える姿勢が重要です。
6.【面談当日の心得2】経験・スキル・希望条件を正直に伝える
転職成功の第一歩は、アドバイザーに自分のことを正直に伝え、理解してもらうことです。本音で話しましょう。
転職エージェントのアドバイザーは、応募先の面接官ではありません。
見栄や遠慮は禁物です。言ったことと違えば、後で取り返しのつかないことにもなりかねません。
少し言いづらい条件でもあらかじめ話しておくことで、「こんなはずではなかった」「思っていたのと違った」など、後々のトラブル回避にもつながります。
また、提案された求人と希望がズレていると感じた場合は、すぐに伝えて転職活動の方向性をすり合わせていくことが肝要です。
初回面談時にスキルや希望を正確に伝えることで、あなたに合ったより希望に近い求人に出会いやすくなります。
7.【面談当日の心得3】アドバイザーを見極める
初回面談は、アドバイザーから見極められるだけでなく、あなたが同時にアドバイザーを見極める場でもあります。
転職活動を進めるにあたり、今後アドバイザーとは頻繁に連絡を取り合うことになるでしょう。
「公務員からの転職に関する知識を十分に持っているかどうか」はもちろん、二人三脚で転職活動を進めるうえで、性格や考え方の相性も見逃せない要素と言えます。
一口にアドバイザーと言っても得意分野や個性は様々です。
中には「営業」のノルマ達成に逸るあまり、求職者を一刻も早く転職させようとする人がいます。
また、プロの視点とはいえ、アドバイザーは神様ではありません。
アドバイスが必ずしもあなたにとっての「正解」ばかりとは限らないのです。
すべてを鵜呑みするのではなく、自分がきちんと見極める姿勢も大切です。
公務員が転職エージェントを上手に活用するための3つのポイント
転職エージェントを上手に利用するポイントとして、次の3つを紹介します。
1.複数の転職エージェントを利用する
転職を成功させるためには、複数の転職エージェント(4〜5社が目安)への登録をおすすめします。
転職エージェントはそれぞれの強みや扱う求人が異なるため、複数利用すると、より多くの選択肢の中から自身に合った求人を見つけやすくなるためです。
まずは気になった複数社に登録して自分との相性や無理なく進められる範囲を見定めましょう。
異なるタイプのエージェントを組み合わせるのも効果的です。
上手に組み合わせると、必要な情報が得られ、それぞれのエージェントの弱点や不足している点を補えます。
タイプ別の例
- 大手総合型:幅広い選択肢の検討する
- スカウト型:自分の「市場価値」の把握する
- 地方特化型:地方特有の転職動向を知る
- 業種・職種特化型:希望する仕事の可能性を探る
- 公務員特化型:公務員ならではの悩みを軽減する
また、1、2社に絞ってじっくりと転職活動を進めたい場合も、まず複数社に登録したうえで、自分の本命となるエージェントを選ぶ方が効果的です。
ただし、一度に多くのエージェントに登録しすぎて対応しきれなくなり、転職へのモチベーションが下がってしまうようでは本末転倒です。
自分の負担になりすぎない登録数で、転職活動の進め方やペースを把握するのがよいでしょう。
2.優先順位の高い求職者になる
優先度の高い求職者だと思ってもらうコツは転職意欲を見せることです。
アドバイザーは、あなた以外にも大勢の求職者を抱えています。
転職への意欲が低いと見なされたり、質問ばかりで行動が伴わない人だと判断されたりすると、優先順位を下げられてしまいます。
例えば、
- 面談前から本番を想定した履歴書や職務経歴書を準備する
- 担当者との連絡を密に取る
など、積極的な行動は、採用担当者へのアピールにつながり、「優先度の高い求職者」として認識されやすくなります。
また、アドバイザーの仕事は、顧客企業にふさわしい人材を紹介することです。
そのため、社会人としての資質に疑問符がつくような求職者は、優先順位が非常に低くなります。
具体的には、もらった電話の折り返しをしない、メールの返信を怠る、面接を無断キャンセルするなどの行為は厳禁です。
社会人としての常識を十分にわきまえている公務員の方には当てはまらないと思いますが、求職者の中には稀にそういう方もいます。
非常識な行動が顕著な場合は、エージェント側から今後のサービス提供を断られることもあると覚えておきましょう。
3.アドバイザーと相性が合わないなら変更を依頼する
アドバイザーと相性が悪いと感じる場合は、変更を申し出て構いません。
アドバイザーは、二人三脚で転職活動を進める言わばパートナーのような存在ですので、転職に対する考え方や個人の性格といった相性も大切になります。
また、アドバイザーの力不足を感じる場合も同様です。
例えば、以下のようなケースです。
- 公務員からの転職について知識・経験が乏しいと感じる
- 志望する業界や職種に詳しくない
- 自分の条件に合わない的外れな提案をする
- 否定もしくは肯定ばかりする
- こちらのニーズを深掘りしない
- 職務履歴書をきちんと添削してくれない
- あまりにも決断を急かされるような感じがする
アドバイザーとの相性が合わないと感じるときは、遠慮なく変更を申し出ましょう。
公務員からの転職について|よくある質問
「公務員からの転職」(主に民間企業への転職)について、よくある質問に答えます。
公務員から民間への転職は難しい?
「公務員から民間への転職」は、「民間から民間の転職」に比べ、一般的には難しいとされています。
最も大きな理由として、次の2つが挙げられます。
- 公務員と民間企業の仕事の目的、ゴールの違い
- 「公務員」のイメージからくる採用側の思い込み
公務員のミッションは、非営利で社会全体の福祉や公共の利益を追求することです。
一方、民間企業は営利目的で活動し、顧客ニーズに応えながら市場競争を勝ち抜き、売上や利益を拡大することを目指します。
公務員と民間企業では、利益・コスト意識、業務スピード、意思決定プロセスが異なります。
そのため、公務員が民間企業へ転職する際は、民間企業に求められる姿勢を理解することが重要です。
具体的には、利益意識と成果責任の重要性を認識し、スピーディーな意思決定ができるように準備する必要があります。
また、公務員は採用側から「成果に関わらず、給料が安定している楽な仕事」という先入観をもたれやすく、不利に働くこともあります。
特に、国家公務員総合職、いわゆるキャリア官僚と呼ばれる方は、民間企業とは異なる独自の職務内容や組織文化を持つため、その高い能力は認められても、企業内で十分に活かせる場がないと判断されてしまうことがあります。
いずれにしても、公務員から民間企業への転職を成功させるためには、採用担当者が抱く懸念を払拭することが最も重要です。
公務員特有の難しさがあるからこそ、自身の弱みを理解し、それを強みに変えてくれる転職エージェントを選ぶことが成功の鍵となります。
地方で働きたい人は転職エージェントをどう選べばよい?
地方での勤務を希望する人は、全国的に拠点を持つ大手総合型と地方特化型の転職エージェントの併用をおすすめします。
大手総合型は、求人数の多さに比例して、さまざまな種類の求人が集まりやすいのが特長です。
一方、地方特化型は、その地域の企業の内情に詳しかったり、特定の企業に強いコネクションを持っていたりするのが特長です。
求職者側だけでなく、人材を求める企業側もまた転職エージェントを厳選して求人を出しています。
特定の地域で人材を求める企業が、果たしてその地方と何の関連もなく、拠点が遠く、扱う求人数も少ない(求職者も集まりにくい)エージェントを選ぶ可能性が高いでしょうか?
公務員の経験は、地方の企業が公的な業務と関連する場合に、予期せぬ形で有利に働く可能性もあります。
地方での転職を考えている方は、希望勤務地に近い拠点を持つ大手エージェントと、その地域に特化した地方特化型エージェントの両方を併用することが望ましいでしょう。
今回ご紹介した中では、拠点が多く地方の求人も豊富な点からマイナビ転職エージェント、リクルートエージェント、dodaをおすすめします。
公務員の転職は何歳くらいでするのがよい?
公務員からの転職は、何歳までならできるという具体的な年齢制限はありません。
ただし、転職市場では経験者優遇の求人を除き、一般的には若年層が有利とされており、公務員からの転職でも同様です。
特に公務員は、民間でそのまま通用するスキルがないとみなされることがあるため、専門職を活かせる公務員以外は、年齢が上がるほど難易度が高くなる傾向があります。
例えば、20代なら入社後の研修や実務を通してスキルを習得してもらうことを前提に、その将来性、つまり「ポテンシャル」が評価され、未経験者でも不利になりにくいのが実情です。
しかし、30代後半以降になると、企業は「即戦力となる経験やスキル」を重視するようになります。
ただし、ITや介護関連など、人材の需要が高い業界・職種では、年齢や経験に関係なく積極的に採用している企業もありますので、「年齢」という理由だけで転職を諦めるのは早計です。
転職活動は、個人差もあります。また誰でもある程度の時間がかかります。
転職を希望するなら、できるだけ早く行動し、タイミングを逃さないようにしましょう。
1年のうちで転職のベストタイミングはいつ?
現役の公務員がいつ転職したらよいかというタイミングは主に3つ挙げられます。
- 節目の時期(年度末・半期末)
- ボーナス支給月(6月または12月)
- 自分の希望するタイミング
1.節目の時期(年度末・半期末)
人事異動や新年度の準備が行われる3〜4月の年度末と、9〜10月の上半期終わりには、採用が増加する傾向があります。
したがって、転職活動を始めるのに最適な時期は、求人が増える1〜2ヶ月前の2月〜3月、そして8月〜9月です。
この時期に転職活動を始めることで、給与や労働条件といった複数の選択肢を比較検討しやすくなり、より良い条件での転職の可能性も広がります。
さらに、異動の時期と重なれば引き継ぎがスムーズに進むため、後任者は新年度からの業務に入りやすくなります。
特に、新卒から3年以内の第二新卒者は、新卒社員と同じ教育を受けられる可能性がありますので、4月入社を目指して転職活動をすると良いでしょう。
2.ボーナス支給月(6月または12月)
ボーナスが支給される月に退職すれば、退職金に加えてボーナスも受け取れます。これは、退職後の経済的な安定につながります。
3.自分の希望するタイミング
自分の状況や目標に合わせて退職時期を選ぶのも、もちろん選択肢の一つです。
ただし、組織への影響を最小限に抑えるためにも、上司や人事部との丁寧なコミュニケーションを心がけ、社会通念上適切な範囲で進めるように心がけましょう。
資格をとってから転職を考えた方がよい?
希望する職種に必須ではない、あるいは取得に時間がかかる資格なら、転職活動を先に始めることをおすすめします。
たとえ何かの資格を取得したとしても、あなたの職務経歴が公務員だけなら、民間企業でのスタートは「未経験」の扱いになることに変わりはないからです。
通常、転職市場での分類は「経験者」か「未経験者」かのいずれかで、「資格があれば未経験でもOK」という求人は、よほど若年層でもない限り少ないのが現実です。
ただし、転職活動と並行して資格取得の勉強を進めることは、多くの場合アピールポイントとなり、よい印象を与えられるでしょう。
また、簡単にとれる資格は、転職市場でそれほど有利にならないのが実情です。
高く評価される資格はある程度難易度が高く、取得にはそれなりの時間を要します。
転職では、実年齢が上がるほど実務経験や実績が求められます。資格取得に時間がかかるようなら、早めに転職活動を始めるほうが賢明です。
民間企業の転職で持っていると有利な資格は?
資格取得は、前提として公務員を辞めて何をしたいのかによります。
一般的に汎用性の高い資格としては、以下が挙げられます。
- 日商簿記検定2級
- 普通自動車第一種運転免許
- TOEICなどの語学系資格
他に業界別では、以下の資格が有効です。
- 金融業界:証券アナリスト、FP資格
- IT業界:情報処理技術者試験、PMP(Project Management Professional)資格
- 不動産業界:宅地建物取引士
- 人材業界:キャリアコンサルタント資格
特に外資系企業への転職を考える場合、英語検定やTOEICは語学力を示すのに有効な判断基準となります。
ただし、いくら資格を持っていても実際の仕事と関係がなければ、残念ながら有利になるとは言えません。
将来的に転職を考えているのであれば、今のうちから求人情報を調べてどのような資格が役立つのかを把握しておくのも一つの方法です。
希望する業界の動向や求人情報を定期的に確認し、必要なスキルや資格を把握しておくとよいでしょう。
まとめ|転職エージェントを上手に利用して、公務員からの転職に役立てよう!
この記事では、公務員に適した転職エージェントの選び方や活用法、さらには初回面談を成功させるための攻略法をご紹介しました。
公務員からの転職を考えている方、転職すべきか迷っている方にとって、転職エージェントの利用は有効な選択肢の一つです。
転職成功への第一歩は、行動を起こすことから始まります。
気になる転職エージェントにいくつか登録し、アドバイザーと協力しながら、公務員から転職してよかったと心から思える仕事を見つけましょう。





