昨今、ますます右肩上がりとなってきているこの業界について、皆さんも少なからずとも興味はあるのではないかな、と思います。
しかしIT業界=なんとなくカッコいいというイメージでこの業界に就職してしまうと大きなミスマッチを招く可能性があります。
ですので、この記事を通して業界から職種、就職する際の注意点を知った上で、最後に既卒・第二新卒の方々向けにIT業界への就職にオススメな転職エージェントをご紹介しています!最後までお見逃しなく!
既卒・第二新卒でIT業界へ就職・転職!ブラック職種へ入らない為に!
この記事をご覧になっている方は恐らくIT業界に興味のある既卒・第二新卒の方が多いと思います。
一口にIT系といってもその業界・職種は多岐にわたります。
<業界>
ハードウェア、ソフトウェア、インターネット・WEB系、情報サービス系等…
<職種>
SE、PG、WEBデザイナー、ITコンサルタント、組み込みエンジニア、IoTエンジニア、AIエンジニア等…
まずは業界と職種に関して簡単にご紹介します。
大きく4つに分けられるIT業界!
- ハードウェア業界
PCやスマートフォン本体やそれらの周辺機器についてネットワーク環境を提供できる家電・電化製品等を扱う分野です。
最近ではIoTといってそれまでITの分野とは無縁であったモノにインターネットを接続して新たな可能性を見出す試みが注目されています。
- ソフトウェア業界
アプリケーションやOSといったシステムが種類として挙げられます。
アプリケーションはスマホやタブレットでインストールするアプリもこれに含まれます。
他にも表計算ソフトやイラストレーター等、特定の目的に対応する為に作られる様々なアプリケーション製作されています。
OS(オペレーティング・システム)はmacOS やWindows等といった基本システムを動かす為のコンピュータプログラムの開発や運用サービスを提供する業界です。
- インターネット・WEB業界
法人や個人向けにインターネットを使用したサービスを提供する業界です。
Amazonや楽天等のネット通販サービスや、TwitterやInstagramなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等、がこの業界にあたります。また、WEB製作やWEBデザイナーもこの業界に属します。
- 情報サービス業界
主に法人向けにシステムや通信サービス等のシステムの企画から導入、保守・運用までを一貫してサポートします。
企業に対してソフトやハードの導入について最適な選択をし、システムインテグレータ(SI)と一般的には呼ばれています。
IT系職種の種類とは?
IT系職種に関しまして、上記でご紹介しました業界毎に職種は更に細分化されます。
多種多様な働き方ができるのがこの業界の魅力と言う事ができます。
更に、IT業界における技術の進歩に伴って求人数や未経験可の求人も増えてきています。
しかし既卒・第二新卒で今後IT業界に就職する場合は、
個人のスキルや将来どんなキャリアステップをしていきたいかで最初の入り口が変わってくる点が気をつけなければならないポイントです。
下記で代表的なIT系職種を紹介していきますので、
今後IT系でキャリアを積んでいきたいと思われてる方は是非参考にしてみてください。
①SE(システムエンジニア)
顧客から聞き出した要望を形にする為に仕様書の設計から作成し、
実際にPG(プログラマー)の方と共にシステムの構築に関して包括的に関わるポジションになります。
プログラミングの知識やコミュニケーション能力の他にもプロジェクト管理の能力も求められます。
最近はこのSEに関して、既卒・第二新卒向けで未経験可の求人が増加傾向にあります。
幅広く知見を広める事ができるのでIT業界でキャリアアップをしていく為のファーストステップとしてももってこいの職種です。
②PG(プログラマー)
その名の通り、様々なプログラミング言語(C言語、Java、Python等)を使用してシステムを構築していく職種です。
言語によって特徴が異なってくるので自分のやってみたい、
もしくは既に知識のある言語によって仕事が変わってきます。
③WEBデザイナー
機能性や扱い易さを重視しながらもWEBサイトの構築を手がけ、集客の為のデザインも担当する職種です。
単独で行う仕事ではないのと、クリエイターのような一面も持ち合わせているので、
独創的な発想を持っている方や企画等の考案が得意な方が向いていると言えます。
④組み込み系エンジニア
PCやスマホ、ゲーム等の機械に組み込む為のプログラム開発・設計を行うのがこの組み込み系エンジニアになります。
スマホ、電化製品、自動車まで幅広い分野でソフトウェアが組み込まれていますが、
これらの用件設定から設計を行い、構築する事でデバイスを動かすソフトウェアを開発していく事が主な仕事です。
それ故、IT系の職種の中でも「モノ作り」というやりがい、達成感を感じ易い職種です。
従って、ハード・ソフトやプログラミングに関しての知識を持ち合わせている事が求められます。
情報系の学部を卒業された既卒の方や、前職で知識を積んできた第二新卒の方にオススメできます!
⑤ITコンサルタント
企業からの経営や日常業務に使われるシステムに対する悩みをヒアリングし、
その要望に関してITの知識やっ技術を用いてアプローチし、解決に導く職種です。
勿論、高いITの知識や知見が求められるのでかなり大変な仕事になってきますが、企業の経営に直接関わる事ができるので、
大きなやりがいや、自分がこの企業のシステムを提案し動かしているという実感、達成感を感じる事ができます。
しかし、高給取りゆえに激務である職場も多いのでそれだけ注意が必要です。
⑥AIエンジニア
AI(Artificial Intelligenceの略)エンジニアとは今日注目されている人口知能に関して、
他のITエンジニア職と同様にIT知識が必要になってくるのは勿論なのですが、必要とされている要件について、
AIの活用方法、その限界値(できる事、できない事)や、
AIはどのような性質をもっているかといった考察・リスクを踏まえて、企画・設計をしていく能力が求められます。
完全に未経験からこの職種に就く事は難しいですが、
上流工程からプロジェクトに関わる事ができるので年収も比較的高く、ホワイトな求人も多いのが特徴です。
実際のIT業界の現状ってどうなの…??「3K」って何??
今日におけるIT業界の現状について、1970年代から80年代にかけて発足し、
最近になって目覚しく発展してきている分野ですので他業種と比べると歴史は浅いですが、
AIのような人工知能やスマートフォンの普及、
業務効率化におけるシステム・ソフトの普遍化等、今後の発展に期待のできる業界と言う事ができます。
一方で、皆さんも一度は聞いた事のあるかもしれません、
「3K」(きつい、帰れない、給料が安い)といった問題もあります。
個人個人で差はあれど、下記で「3K」とは何か、簡単にご紹介します。
3K職場の特徴①「きつい」
IT業界における情報収集や自主学習、プロジェクト中において、バグの抜け目ない検知、納期までのプロジェクト納品のプレッシャー等が挙げられます。
この業界は目覚ましく発展を遂げる、成長スピードの速い業界ですので、
自分が持っている知識が1年後も「知識」として通用するのかという問題も発生します。
ですので、この業界を志望する方は常にアンテナを張って、
自分の業務に関する知識や業界研究をし続ける必要があります。
3K職場の特徴②「帰れない」
IT業界全体として、ワークワイフバランスの見直しが図られる中でも、
特に、プロジェクト納期が近くなってきたり、
予期しないトラブル等が発生すると残業が常に発生すると言った状況が起きます。
実際の労働時間に関して、厚生労働省によると下記の通りとなっています。
”【週60時間以上雇用者の割合】
情報通信業:9.2% 全産業:8.2% (総務省)「労働力調査」(平成27年)
【年間総実労働時間】
情報通信業:1,955時間 全産業:1,732時間 (厚生労働省)「毎月勤労統計調査」(平成27年)”
週60時間を週5日勤務と言う計算で割ると、1日12時間、残業時間4時間という計算になります。
割合としては低いですが、他業種に比べると労働時間は比較的長い方であると考える事ができます。
また「デスマーチ」と言う言葉も聞いた事があるかと思います。
これは簡単に言うと、プロジェクトに対しての詰めの甘い見積もりから発生してしまう人員不足によるオーバータスクの事を指します。
これにより、一人当たりの仕事量が常識の範疇を超え、「帰れない」といった状況が発生してしまいます。
特にSE、PGを目指している方に関して、営業担当と共にプロジェクトを決定する際、
条件面について綿密に打ち合わせをする事でこの状況は避ける事が可能となります。
3K職場の特徴③「給料が安い」
平成29年8月21日:経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、
下記のような平均年収のデータとなっております。
コンサルタント:928.5万円
プロジェクトマネージャ:891.5万円
高度SE、ITエンジニア(基盤設計担当・ITアーキテクト):778.2万円
SE、プログラマ(顧客向けシステムの開発、実装):593.7万円
SE、プログラマ(ソフトウェア製品の開発、実装):568.5万円
SE、プログラマ(組み込みソフトウェアの開発、実装):603.9万円
IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等:758.2万円
IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用):608.6万円
IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート):592.2万円
IT教育(IT関連講師・インストラクタ等):651.0万円
上記に関する業務の営業・マーケティング:783.3万円
インターネット関連企業↓
営業・マーケティング:682.1万円
プロデューサー・ディレクター:792.9万円
コンテンツクリエイター・デザイナー:411.0万円
エンジニア・プログラマ:592.2万円
顧客サポート・ヘルプデスク:390.9万円
その他:589.3万円
上記のデータからわかるように、平均年収としては高水準になります。
ではなぜ、「給料が安い」と言われるのでしょうか。
それはIT業界の構造に原因があると考えられます。
知らないと大変な事に…?IT業界の構造をご紹介!
IT業界には発注者がいて、その発注を受けた元請け、一次請け、二次請け、三次請け…といった具合に下に進めば進む程受注金額が下がっていきます。
IT業界全体で見た場合、下請けの企業の方が多いので一企業当たりの受注金額も下にいけばいく程少なくなります。
加えて、その金額に応じての給料を一人ひとりに分配していくとなると、
当然一人当たりの給料も下請けの企業程少なくなっていきます。
その為、個人の手元に入るお金が手元に来た時に「給料が安い…」となってしまうのです。
「3K」職場に着かない為に…
上記の「3K」職場に就かない様にする為にはどうすればいいのでしょうか、
ここでは、注意したいポイントを説明します!
勤務地・勤務時間があやふや
「勤務地:関東近郊」や「プロジェクト先により変動」等といった文言には注意が必要です。
勤務時間に関しては、労働時間がただ長いからブラックかというわけではなく、
それに応じた給与が支払われるかどうかの確認も必要です。
社員数に対しての社員の平均年齢が異常に若い
平均年齢が20代で合った場合に注意が必要です。
「未経験可」「やりがいのある職場」等、いかにもといった文言についてはしっかりと確認しましょう。
事業内容が「特定派遣」、「下流案件」の求人
派遣の文言に関して、上流工程に携わる場合は一概には言えませんが、下流案件=下請けであるので、
ココを詰めていかなければ、デスマーチだらけの職場に就いてしまった…という事にもなりかねません。
また、「企業名 評判」等のキーワードで検索をしてみるのも有効な手段と言えます。
このようなキーワードで検索すると、
「カイシャの評判」「転職会議」といったサイトでその企業の評判をチェックする事ができるので是非実践してみてください。
IT業界でホワイト求人に就くコツとは?
ホワイト求人に就く為には、どうすればいいのでしょうか?
ここでは大きく二つご紹介します。
元請けや自社開発製品の有無、離職率や有給消化率といったデータを元に転職サイトで検索!
- 「上流工程に携われる事」
- 「自社開発製品を持っている事」
という事に焦点を当てて就職サイトで検索をかけてみましょう。
上流工程に携わる企業に就く事ができれば、
上記で説明したように元請けの企業であるので、ホワイト企業である場合が多いです。
自社製品の有無に関しては、そもそも自社製品を展開していれば元請け、
下請けと言った業界構造から離れた独立系企業である可能性が高いです。
また、離職率や有給消化率を公開しその数値が常識から逸脱しているもので無ければ、
ホワイト企業である可能性もありますので応募してみる価値があります。
転職エージェントに相談する!
転職エージェントに登録し、希望する企業の実態について相談するのも有効な手段です。
転職エージェントに登録するという事は、そのエージェントに対して紹介料を支払わないといけないので、
大量採用をするブラック企業は基本的に転職サイトに求人を掲載します。
ですので、エージェントに登録されている企業=人材に投資する意欲のある企業
という事ができますのでこの時点でブラック企業を排除する事ができます。
ですが、条件面に関して不安の残る点については担当のコンサルタントにしっかり相談しましょう。
IT業界に強い転職エージェント!
ここでは、IT業界に強い転職エージェントをご紹介します!
エージェント、コンサルタントによっては合う合わないもありますので、複
数のエージェントに登録し、実りある転職活動にしていきましょう!
「事実。エンジニアの転職に強い。」がキャッチコピー!「DODA」 | |
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「DODA」:なぜ、IT系、エンジニアの転職に強いのか、下記の画像を見てください。
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