第二新卒でマイナスにとられる転職理由とは?
既卒・第二新卒の就活の中でも必ず聞かれる質問が退職理由に関してです。実はこの伝え方にもコツがあり、事実をそのまま述べてしまうだけですとマイナスな印象で終わってしまう事も少なくありません。
しかし、安心してください。ここでご紹介するコツや注意点を抑えておけば、退職理由の攻略法バッチリ、内定をもらえる可能性をあげる事ができます!
ですので、最後までしっかり見ていただき、あなたの就活を成功させましょう!
マイナスにとらえられてしまう退職理由とは、以下のような理由があげられます。
- 入った会社がブラック企業でした
- 人間関係で退職しました
- 行ってきた業務、実績に関してしっかりとした評価、報酬をもらえなかった
- 仕事とプライベートはしっかり分けたいです
なぜ、上記の理由がマイナスな印象を与えてしまうのか、以下で解説していきたいと思います!
①入った会社がブラック企業でした、について
勤務時間による退職理由は、面接官からしてみれば実際はどうかは分からないものです。
ですので勤務時間が長いという理由だけをそのまま伝えるのは、「本人が希望する勤務時間でなければ、
残業が発生した場合等に対してすぐに不満を述べるのではないか」という不安を面接官に与えてしまいます。
また、面接官によっては同情を誘う事もできなくは無いですが、あまり効果的ではありませんし、
前職がいくら午前様であろうと、休日出勤が横行していようと面接の場で批判をしてしまうのはあまり良くありません。
僕も正社員1社目がまさにブラック中のブラックでしたが、面接の場で一切批判はしませんでした。(面接に受かる為と思ってそこはグッとこらえました。)
番外編:但し、この場合はしっかり前職のブラック具合を伝えよう
上記で前職の「批判」はよくありませんが「事実」は積極的に伝えてみましょう。
例えば、前職がブラック企業であった場合は「終電近くに帰宅する日々が続く…」「帰宅が毎日日付が変わってから…」「上司からこんな言動を受けて詰められた」など、大変な思いをしている方々も少なくないと思います。
そこで、上記のように「誰が見ても明らかにわかるブラック具合」に関しては正直に伝える方がむしろ逆に良いです。
それでも面接官が「?」となっている場合は残念ながらあなたの志望している企業はブラック企業である可能性が高いです。
②人間関係で退職しました、について
この理由に関してはプラスな理由を見つけられたとしても、「人間関係で…」とそのまま伝えないのがベターです。
これを言ってしまうと「入社しても、人間関係があわなければすぐに辞めてしまうのでは?」と不安を与えてしまいます。
僕の場合、これは3社目の退職理由に当たります。
職場内での陰湿なイジメもありましたがその事は一切伝えていません。
僕以上に人間関係が辛い職場もあると思いますが、これをそのまま伝えてしまう事は
「ストレス耐性の無さ」を自分で伝えてしまう事にもなりかねませんので極力伝えないようにしましょう。
もし伝える場合は事前に転職エージェントのコンサルタントなどに伝えるのも一つの手段です。
③行ってきた業務、実績に関してしっかりとした評価、報酬をもらえなかった、について
- 「どれだけ頑張っても上司が評価をしてくれない」
- 「成果に見合った給料が支払われない」
等といった客観的な評価に関わる不満もそのまま伝えるのは良くありません。
古くからある会社ですと成果に関わらず、年功序列で給料が上がっていくと思いますが、
若い内から成果をどんどん出して行きたいハングリー精神のある第二新卒の方はこういった考えをお持ちであると思います。
背景を言わずに事実だけを伝えてしまうと、「この人は『報酬』にしか目が無いのかな」と面接官は思いかねませんので注意しましょう。
④仕事とプライベートはしっかり分けたいです、について
確かに仕事とプライベートは分けてメリハリをつけた生活スタイルを送るのは非常に大事な事です。
しかし、こと「選考・面接」に関しては良くない印象を与える事になりかねません。
これをそのまま伝えてしまうと、若い面接官であれば理解があるかもしれませんが、面接官の年齢層が高くなるにつれ、「集中して仕事に取り組んでくれないのかな」という不安要素を与えてしまいます。
僕もこれを面接で主張し、不採用となった企業から「仕事に対しての認識」で上記の点で不安を感じたとフィードバックが帰って来た事もあります。
じゃあ、退職理由を聞かれた場合に上手く内容を伝えるにはどうしたら良い?
退職理由はそのまま伝えるのはよろしくない、という事を上記で説明しましたが、退職理由についての質問が来た時に、どのように面接の場で伝えるのが良いのでしょうか?
次の記事では上記4つの退職理由をポジティブに回答していく考え方をご紹介します!
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